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マニラの高級住宅所有者は世界最大の価格上昇を経験~フィリピンの首都は第3四半期に第1位にランクイン~

2023.11.13

マニラの高級住宅所有者は世界最大の価格上昇を経験~フィリピンの首都は第3四半期に第1位にランクイン~

英国大手不動産コンサルティング会社ナイト・フランクのレポートによると、今やドバイやマイアミを抜きマニラが最も急成長している高級住宅地になったと報告した。

2020年の国勢調査によると、マニラの首都圏全体の人口は1,300万人を超え、国内外からの旺盛な投資が高額住宅市場の価格を押し上げ、9月までの1年間に21.2%上昇し分析対象となった46都市のどこよりも上げ幅が大きかった。

ドバイは年間成長率15.9%で、ランキング2位に転落。パンデミック以降、市内の高級不動産市場は急激な上昇軌道を辿ってきたが、第3四半期にはその伸びが鈍化し7月から9月までの価格上昇率は0.7%に留まった。

報告書によると、全46都市の平均価格上昇率は9月までの1年間で2.1%上昇し、第1四半期と第2四半期の両方に記録された年間上昇率を上回った。

ナイト・フランクのグローバル調査責任者、リアム・ベイリー氏は「住宅価格の年間平均伸び率の改善はプライム市場の住宅所有者には歓迎されるが誇張されるべきではなく、金利の上昇は資産価格の上昇率の低い都市に投資家を向かわせたとし、投資家は目標リターンを確保するためには売却時期を見極めることが必要となるだろう。」とも述べた。

市場の67%が年間で価格が上昇した一方、同四半期で価格が上昇したのは63%にとどまり、「主に追加利上げの可能性による不確実性が長引いていることを示している」と報告書は述べた。
米国はランキングの下位を独占した。 サンフランシスコでは年間 9.7% の価格下落が発生し、どの都市の中でも最悪の年間パフォーマンスとなった。
ニューヨークでは価格が4%下落し、ロサンゼルスでは1.9%下落した。

出典:Mansion Global

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